あなたが自分自身で解決への一歩を踏み出せない場合、当方を含め、専門家の力を借りるのも1つの手です。

 

離婚を決断したら

 

 

もし離婚を選択せざるえない状況になった場合、お互い双方にとってのよい離婚方法は協議離婚です。話し合いがこじれて調停・裁判になった場合、膨大な時間・お金・精神的ストレスがかかってきます。この時間・お金・精神力はできれば離婚後の新たなスタート時や片親と離れてしまう子供のために使った方がお互いにとって得策だからです。離婚の話を進める際には、冷静かつ相手の立場も考え、思いやりをもって話し合いを行いましょう。相手を怒らせてはいけません。後々その努力は自分に帰ってきます。

もし、相手に離婚理由があるのなら、その証拠固めをし最悪のシュミレーションを立て、その後話し合いをするというのが賢い離婚へ繋がるでしょう。

離婚に関してはその場の思いつきで行動しては駄目です。

十分に計画を立ててから実行した方が自分に有利な離婚に繋がるでしょう。

 

 

 

注意するべき落とし穴

 

 

せっかく離婚協議書を作成したのに、どうしたら...

「やっぱり著名しない」と妻の態度が変わった。

離婚を切り出して、離婚条件の話合いをして、離婚協議書を作成して、さあ、妻の署名をもらおうという段階で、急に妻が署名しないと言うケースです。

 

初めは妻の方も納得していたにも関わらず、周りからの情報、友人、両親などから「そんな養育費や慰謝料でいいの?」等と言われて欲がでてきたり、相手の思うとおりにはさせたくないという思いがでてくるからです。

 

離婚の協議が成立したら、早めに公正証書の作成がよいと思います。

ただし、離婚が成立してから後戻りはできませんので、十分に考えた上、離婚する事には揺るがない判断だと確信してからにしてください。 

 

よくあるご相談

 

 

Q1.娘10歳の親権は父親の私でもとれますか?

Q2.妻からの暴力に悩んでいます。

 

 

Q1.娘10歳の親権は父親の私でもとれますか?

 

A1.統計的には母親につくケース多数ですが、すべてという事ではないようです。

幼い子供にとって、母親が大事という事ではなく、母性が大事ということです。

また、父親の多くは戦う前に親権をあきらめてしまう方が多い結果でもあると思います。母性神話についても賛否両論です。厚生労働省の調査結果からは"保育園で過ごす時間の長さは、子どもの発達に関連する要因としては認められなかったということです。むしろ、「子どもの発達に適した育児環境が用意されているか」、「保護者に相談相手がいるか」、「保護者が育児に対する自信を持てる状況か」などが発達に強く関連していることが認められたのです。"との報告もあるようです。

ただ、今までの子供との関わりは、大きく親権の判断基準になりますので、

『今まで私は妻に劣らず子供に愛情を注ぎ、強く関わってきた』というのであれば、大いに親権者として議論の余地はあると思いますし、応援致します。

また、そうではなく意地で親権を妻に渡したくないという方、素直にお子さんの事を考えたとき母親についたほうが子供のためになると感じているのであれば、親権は母親に譲って、自分の希望の面接交渉の実現に力を入れたほうが自分と子供にとっても得策だと思います。

どうしても親権をあきらめたくないというのであれば、父親に親権、母親に監護権という方法もありますが、これは稀で円満離婚のケースに限れれるようです。

 

Q2.妻からの暴力に悩んでいます

 

A2.最近、いわゆる「逆DV」のご相談が増えています。

今までは、女性からの暴力と言えば言葉の暴力でしたが、最近では夫に妻が手を上げるケースが増えています。一言で言えば、優しい男性が増えて、きつい女性が増えたと言うことです。女性の意識に、男女平等の意識が強く、男性に対してもミスやあやまち、道理を通さないと許せない潔癖の人が多いのです。

 

ただ、被害者になんの落ち度も無いのに暴力を受けるというのは覚せい剤を服用、アルコール中毒症等限られたケースで、殆どのケースでは暴力を受けた側にも暴力の原因がある事が多いものです。

 

女性の場合、「旦那を怒らせたら殴られるかも」という想定が心の中にあるため、夫のしぐさや態度を観察しながら言葉を選んで、これを言ったら殴られるだろうとと思えば、最後の一線は配慮します。

これに対して男性は「女性はDVをしないだろう」という思い込みがあるため、この最後の一線がわからないのです。

この一線を越える発言、行為を行ってしまったため、相手にスイッチが入ってしまっているのです。

 

まず、このスイッチが入らないよう言い回しや、態度を工夫してみてください。

感情のバランスが乱れていれば、バランスをとってあげるよう協力してあげてはどうでしょうか?

 

それでも直らない、度を越えた暴れ方をするようでしたら、あなたも精神的にまいってしまうでしょうから、きちんと証拠を押さえて、配偶者暴力センターや、家庭裁判所の調停にて円満調停もしくは離婚調停にて、今後の事を第三者を交えてお話やお約束事を決める方法も有力だと思います。

面談カウンセリング 2回目以降は 60分 ¥7000でご利用頂けます。

 

 

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