自己肯定感

こんにちは。カウンセラーの木下です。

 

またまた忘れた頃にブログの更新です(笑)

 

最近、人間関係(対人関係)に疲れていらっしゃる方が多く見受けられるので、ちょっと交流分析について書いてみたいと思います。

 

家族、友人、会社の友達等、一緒にいて気持ちのいい人と、そうではない人っていますよね?

 

交流分析には「人生の立場」という考え方があります。


人生の立場とは、その人が基本的に自分と他人をどういう風に捉えているか、です。
人生の立場は、OKと OKではないの2つで、領域が自分と他人なので、組み合わせとしては4つになります。

健康な立場は、自分も他人もOKであるという、I'm OK, You are OK.の立場です。
例えば、自分はOKだけど、他人はOKでないという、I'm OK, You're not OK.の立場の人は、自分を正当化し、相手を責めるパターンの交流が多くなり相手を排除するようなパターンに至ります。逆に、自分はOKではないが他人はOKという立場の人は、いつも自分の至らなさを責めがちで、結局最後は自分が逃げ出すしかなくなります。自分も他人もOKでないというのは、何に対しても卑屈な考えや行動になりがちです。

こうした人生の立場というのは、多くの人が結果と考えます(これこれこういうことがあったからこう考えても仕方ない、こう行動するのも仕方ないと言います)が、交流分析では、結果ではなく前提であると考えます。つまり、こういう人生のスタンスに立っているから、こういう行動パターンを取る、こういう感じ方をするのだ、と考えるのです。

 

話は戻りますが、一緒にいて気持ちのよい人というのは「I'm OK, You are OK」という思考パターンを持っている方が殆どだと思います。

 

こんなお話をすると、

ではどうしたら「I'm OK, You are OK」な人になれるの???と言う声が聞こえてきそうですね。

 

そこで、まず必要なものが「自己肯定感」です。

 

人生の立場」を変えることができたら、結果的に人生で体験する事柄の内容を変えることができる!ということになります。つまり、人生を変えていくことができるのです。